入社してから4年ほど経った頃、当たり前に車の販売が出来るようになってきたことで、自分の目標を見失っていた時期がありました。

正直その時は自分のことだけを考えて仕事をしていたと思います。
ですが、次に何をするべきなのかを考えたときに、新しく入ってきた後輩の育成が必要だったり、店舗のために働く店長や先輩を見て、これからは「会社・店舗をどう成長させていくか」が自分が挑戦すべきステップだと気づくことが出来ました。

昔は販売台数などの数字にとらわれていましたが、今は店舗を運営するうえでの知識や考え方、社員をどう育てるかに重きを置いています。
その部分が基盤としてしっかりと作られれば、おのずと数字もついてくると思います。

なにか新しいことを始めるときや変えていくべき部分があった際に、自分から動き出すことを意識しています。

誰かが継続的に行動を変えていかなければ、チームが動き、進化していくことができないと思います。
チームとして足並みをそろえるのはその後でも十分間に合うと思うので、まず店長である自分から見本となる行動を取っています。

また、社員の入社年次に応じて考え方やできることに差があるので、それぞれに合わせた教え方を意識しています。
例えば１～２年目にはとにかく数字を意識して台数を追うことを中心に、３～４年目はもっと視野を広げた業務にあたってもらうなど徐々に変化を与えながら育成をしています。

1年目～入社30年目の社員まで年代関係なく、和気あいあいと楽しく働けているのは大きな魅力の一つだと思います。

個人プレーというより、チームプレーを意識しているので、それぞれの考えや思いを分かち合えるのがそういった雰囲気につながっていると感じます。
ただ楽しいと言っても、面白いことばかりではなくつらいことも含めてそれを乗り越えることで「楽しく働ける」環境が出来上がっていますね。

信頼関係が出来上がっているからこそ、自分が入社時から感じていた良い雰囲気は、年々質の高いものになっている気がします。
普段の業務でも、やるときはやる、休むときは休む、メリハリが大切ですね。

大久自動車に入社して10年以上たちますが、「今日仕事行きたくないなー」と思った日がありません。

失敗をした経験はもちろんありますが、それに対して上司先輩方が必ず助けてくれました。
甘えているように聞こえるかもしてませんが、上の立場の人が助けるというわけではなく、店舗で働くスタッフみんなでお互いに助け合う環境ができているんです。

みんな自分が助けてもらった経験があるからこそ、自分も誰かを助けようと行動できる人が多いです。
自分の力だけではなく多くの人（社員、会社、お客様、地域）に支えられて頑張れているので、自分も返していけるよう努力し続けたいですね。